八幡平黒にんにく ザクメグ ZAKMEG


ザクメグは、岩手県八幡平地域のにんにく「八幡平バイオレット」を、じっくり熟成してつくる、栄養とうま味が豊富な黒にんにくです。
”ザクメグ”とは、八幡平地方のことばで、くわで土を掘り返す手触りを表します。
日々、きびしい自然と向きあって作物をつくる、農家の方々に敬意をこめてこの名前をつけました。


にんにくと四季

 たねをうえる。

 たねをうえる。

八幡平の吹雪に
さらわれないよう、
地中ふかくふかく。

八幡平の吹雪に
さらわれないよう、
地中ふかくふかく。

特有のふかい
紫色をした種を
手作業で
ひとつひとつ丁寧に。

 大地をつんざく寒さが
岩手山からふきおろす。

ふりつもる雪の下で、
八幡平バイオレットは
黙々と
ふかく根を張っていく。

吹き荒ぶ地表には目もくれず
大地から栄養とうまみを
たくわえ続ける。

 雪解けをまって、
ゆっくりと芽吹く。

 雪解けをまって、ゆっくりと芽吹く。

他のにんにくが
冬のあいだに芽を出すのにくらべ、
遥かに遅い。

そのぶん、
強くあざやかに実る。

 収穫。

収穫。

まるまると肥えた実。
大地の底まで伸びた根。

自然が育てた宝石を
きずつけないよう
人の手で一本づつ
掘り起こしていく。

淡く、
それでいて力強い紫。

八幡平の自然がつくる傑作。

ていねいに土をはらい、
根、葉をそぎ、
しっかりと大気にさらす。

焦らず、
自然と同じスピードで、
うまみを引き出す。

ひとつひとつ表情のちがう
八幡平バイオレット。

ザクメグには、
見目よく、味がつまった形のものだけが
厳選してつかわれている。

ザクメグには、
見目よく、味がつまった形のものだけが
厳選してつかわれている。

ここから、
人の手がはいり
ザクメグになっていく。